ギターにはまる息子のために防音ガラスの窓にしてみた

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騒音問題はいまや都心部に限らず、人間の生活圏で生じるもっともポピュラーな問題のひとつです。特に住宅地での騒音問題は睡眠の妨げになるなど大きなトラブルの種にもなるため、近年注目される住環境ファクターといえるでしょう。

近接する日本の住宅事情において、一方の住居から発生する音が他方の住居へ影響することは珍しくありません。人が生活する以上、生活音が出てしまうのはいたしかたないことですが、同時にご近所づきあいなど円滑な日常生活を行うために、お互いが出来る限り騒音を出さないよう、たとえば洗濯機を動かす時間帯を考慮したり、動物を飼うにも鳴き声が小さなものを飼う、ピアノなどを演奏する場合、ヘッドフォンによって演奏者だけに音が聞こえるようにするなどは、必要な配慮として認識されていると言って良いでしょう。

このことは、たとえ近所の生活音に悩まされているとしても、おいそれとは苦情を伝えられないことを意味します。また同時に、自分の住宅から出る生活音が周囲にどれほど影響を与えているか、常に注意しながら生活していかなければならないという息苦しさにもつながることなのです。騒音問題は本当に深刻であると言えるでしょう。

窓ガラスには遮音性能に優れたものがあります。一般的な住宅の壁と比較して薄い窓ガラスは、どうしても音が通過してしまうのですが、それでも高い遮音性能を実現することは不可能ではありません。特に二重サッシに代表される構造は、中間層に設けられる空間が遮音効果を高めることでも知られています。窓ガラスは単純に厚みを増やしてみても、共鳴現象などによって思ったほどの遮音性能が得られないことも多く、さらにサッシの金属部分からの「音漏れ」によって期待できる効果が低く抑えられてしまうとも言われています。これは一枚ガラスであれば避けがたいことであり、今のところ防音効果を期待するのであれば二重ガラス一択となっているのです。